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2020年のAutoMate ④| AutoMateエバンジェリストが語る「2020年のRPAに期待すること」

 AutoMateのエバンジェリストである、Help Systemsのポール・ネクレン氏が、「2020年のRPAに期待すること(RPA: What to Expect in 2020)」と題するブログをアップしています。AutoMateのエバンジェリストは2020年のRPA市場をどのように見ているか、ご紹介します。

 

RPAの現状

 

RPAは過去数年間に広く普及し、「あるといいもの」から「なくてはならないもの」へと成長しました。そして企業(組織)の生産性向上と競争力の維持に関して、多くを貢献をしています。

デロイトの調査によると、既に組織の53%がRPAの取り組みを開始しています。これらの組織がROIを達成するのに、平均で12カ月もかかっていないと言います。また、RPAプログラムを持つ組織の78%は、RPAへの投資を大幅に増やすことを計画しています。

数年前、企業の大半はRPAとは何かについて学習していました。そして現在、RPAの導入によって飛躍した企業は、最初のユースケースから次に取り組むための方法を学び、さらに利用を拡大し、最大の価値を見つけることを目指しています。

かつては新しいテクノロジーの実験だったかもしれないものが、今やレポート作成、請求書処理、ユーザープロビジョニング、その他の重要なビジネスプロセスを引き継ぐための主要な要素になりました。

すべての企業がRPAを採用しているわけではありませんが、市場は止まってはいません。それでは、2020年にはどのようなRPAトレンドが期待できるでしょうか。

 

2020年のRPA

 

1. RPAの採用の拡大

 

デロイトは、組織の72%が2020年までにRPAの取り組み(RPAジャーニー)を開始すると予測しています。人々は今、RPAの採用に非常に大きな価値を見出しています。あるいは、競合他社がRPAを採用し、大きな進歩を遂げているのを見ています。デロイトのもう1つの予測は、2024年までに組織の100%が、つまりすべての組織がRPAを採用するというものです。

 

2. RPA支出の増加

 

RPAの採用増加に伴い、RPAの支出は増加し続けます。調査会社Forrester Researchは、RPAソフトウェア市場が2021年までに29億ドルに達すると予測しています。2016年にわずか2億5000万ドルだった売上規模が、10倍以上にふくらむのです。

4年間のこの大きな飛躍は、RPAの価格が上昇したわけではなく、RPAの採用が爆発的に伸びたことを反映しています。ソフトウェアの価格の価値を理解している組織は、そのソフトウェアの真の価値を実現でき、利用を拡大させていくことができるでしょう。

 

3. RPAにより業務効率を維持・拡大

 

企業は、現在の労働力を最適化し、さらに従業員にデジタルアシスタントを持たせて、手間のかかる反復的な仕事をデジタルアシスタントに処理させることが重要になります。それによって従業員は創造性と革新性を発揮するようになり、これまで以上にビジネスを推進することが可能になります。

 

4. RPAの再考

 

2020年の終わりまでに、一部の組織は、導入済みのRPAソリューションとは別のRPAソリューションを検討するようになるでしょう。それは、導入したRPAソリューションがビジネスの目標にフィットしなかった、とか、サイロ化された使われ方をした、とか、最初に適用したユースケース以上の拡張ができなかった、とかの反省の念を込めての検討になります。

それが本当に間違ったソリューションであったのか、最初のユースケースの作り方を本当に間違えたのかどうかにかかわらず、企業はよりよいRPAの適用方法を決定するためにスタート地点に戻るのです。

RPAソリューションを採用し拡大する企業が増えるにつれて、より適切なプロセスへの適用と、より適切なRPAソリューションの選択が重要になります。それによって、従業員を真にサポートでき、RPAの価値を最大限に高めることができるのです。

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ブログ原文:「RPA: What to Expect in 2020」

 

2020年のAutoMate|今年もさらに役立つRPAへ! CONTENTS
①東條 聡 執行役員に聞く ~ 製品ラインを一新、2月に新バージョン、機能強化も続きます
②製品ラインを一新 ~ より導入しやすく、より使いやすくパワーアップ!
③新バージョンAutoMate 11.2、まもなくリリース!
④AutoMateエバンジェリストが語る「2020年のRPAに期待すること」

 

 

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